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直前対策講座 線路設備及び設備管理(コース番号:132048)
電気通信主任技術者試験試験の共通科目 「線路設備及び設備管理」の受験のための解答力向上を図る講習会です。
過去問ベースの模擬試験と解答解説の繰り返しにより、受験直前の総仕上げを行います。 模擬試験と解答解説を 3セット以上実施します。
本講習会の位置付けについては、電気通信主任技術者試験受験対策 コース体系をご覧ください。
コース番号 | 130032 |
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コース名 | 電気通信主任技術者試験 受験対策 直前対策講座 線路設備及び設備管理 |
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受講料 | 46,200円(税込) 34,560円(税込)【早期割り引き価格】 |
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期間 | 1日間 |
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対象者 | 線路主任技術者試験を受験される方 |
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主な内容 |
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開催予定 |
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関連 コース |
● 速習講座
基礎からしっかり学習されたいお客さま向けの座学のコースです。速習講座を直前対策講座と併せてご受講いただくと、 さらに学習効果を高められます。 |
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備考 |
お申し込み機会が限られているお客さま向けに、複数の講習会を同時にお申し込みできる セットメニューもご用意しております。 |
過去問を繰り返し解く学習法があります。過去問を解くたびに、点数が上がっていき、 手応えが感じられる学習法です。しかし、本当に問題が解けているのでしょうか。正解の選択肢の番号を、 自分でも気がつかないうちに覚えているだけという危険性はありませんか。
選択肢の入れ替えや小問の並びのシャッフルなど、問題の難易度とは無関係の変更を過去問に加えただけで、 模擬試験の点数が10点も20点も下がるという話は、珍しくありません。正解の番号を覚えるつもりはなくても、 無意識で覚えてしまうことはあるのです。
本コースの模擬試験の問題は、過去問そのままではなく、捻りをいれています。 正解を覚えているだけでは、点数はとれません。そのため、 本当に理解しているところと理解不十分なところの見極めが付けられます。 試験直前に、理解不十分な部分を叩き出し、総仕上げを図れます。
通信線路の技術は、情報源が少なく、独学は容易ではありません。 大型書店ではネットワークの解説書が平積みになっていますが、 通信線路の書籍は棚に置かれていないことすらあります。 また、インターネット上の情報も、あまりありません。
したがって、通信線路の学習では、前段の調査の多くの労力を費やすことも多くなります。 試験直前に、調査時間や資料集めの時間は、大きなロスです。
本コースは、解答解説の小冊子付きです。 受講後の学習で、不明点の解決にも、お役に立てていただけます。 不明点の調査時間を節約し、試験直前の時間を有効活用していただけます。
その答えは、YesでもありNoでもあります。合否の分かれ道は、過去問への取り組み方です。「線路設備及び設備管理」の出題は、 過去問がそのままではなく、捻りを入れてくるケースが多くあります。 特に長文問題では、その傾向が顕著です。そのため、答えを丸覚えするだけは、出題の変化に対応しきれません。 さらに新しい分野の出題もあるため、過去問だけでの学習では、取りこぼしが許されなくなります。過去問を 覚える方式は、かなり危険の大きい学習法です。確実性を高めるためには、過去問に取り組む際に、 問題文の背景まで含めて深く理解することが求められます。
本コースならば、技術的な背景の理解を深め、過去問にない出題に対しても対応できる力を伸ばせます。
試験時間は、100分です。
「法規」と同時受験の場合は、合わせて180分となります。この場合は、「法規」の 解答作成を早くすませれば、余った時間を「線路設備及び設備管理」の解答作成に使うこともできます。
「線路設備及び設備管理」の大問は、問1から問5までの5問です。問1では通信線路の関係、 問2では通信土木や水底線路、問3では線路設備や施工、問4では施工管理や信頼性、 問5の(1)~(3)は情報セキュリティ、問5の(4)~(5)は施工管理が、それぞれ多く出題されています。
それぞれの大問の配点は、各20点です。小問の(1)は長文問題で、穴埋めのキーワードを選ぶ問題です。 (2)から(5)は正誤問題です。単純に正しい記述や誤った記述を選ぶ問題のほかに、A~Cの3つの文章の それぞれについて正誤を求める問題があります。正しい記述や誤った記述を選ぶ問題にくらべ、A~Cの 3つの文章の問題は、精度の高い知識が求められます。
下の表は、平成28年度第2回までの5年間の出題を、弊社テキストの章ごとに小問単位で分類したものです。 複数の章にまたがる場合は、より関係の深いほうへ分類しています。 なお、弊社の「線路設備及び設備管理」向けテキストは、「通信線路」との2科目共通になって います。
章 | 分類 | 出題数 | 割合[%] |
---|---|---|---|
第1章 | 伝送技術 | 0 | 0.0 |
第2章 | メタリックケーブル | 11 | 4.4 |
第3章 | 光伝送 | 6 | 2.4 |
第4章 | 光ファイバ | 24 | 9.6 |
第5章 | 光デバイス | 8 | 3.2 |
第6章 | 光ケーブルの施工技術 | 17 | 6.8 |
第7章 | アクセス網 | 9 | 3.6 |
第8章 | 通信土木 | 41 | 16.4 |
第9章 | 水底線路 | 13 | 5.2 |
第10章 | 線路設備の管理 | 18 | 7.2 |
第11章 | 施工の管理 | 35 | 14.0 |
第12章 | 信頼性 | 38 | 15.2 |
第13章 | 情報セキュリティ | 30 | 12.0 |
合計 | 250 |
出題割合の経年変化は、ほとんど見られません。 多少の揺らぎはあるものの、方向性を示す変化は見られません。
この5年間の出題では、通信土木と信頼性がトップ2です。 通信土木は、実務経験の浅い受験者にとっては、具体的なイメージをしにくいため、独学では学習が難しい分野です。 早めの準備が望まれます。 また信頼性では、JIS規格などの用語を問う問題もあります。用語に関しては、 今までに出題されていなかった話題からの出題もあるため、ある程度の点数の取りこぼしは避けられません。 また、信頼性計算の問題は、この5年間は毎回出題されています。
施工の管理は、出題割合が比較的高い分野です。建設業法や労働安全衛生法などからの出題があり、 業務で接してない受験者にとっては、取り組みにくい分野です。
また、情報セキュリティも、施工の管理と同程度に、出題割合が比較的高い分野です。 情報セキュリティの出題は、「伝送交換設備及び設備管理」とほぼ同じ内容が出題されます。 情報セキュリティにおける技術的な話題では、TCP/IPなどのネットワークの知識が必要になることがあります。 「伝送交換設備及び設備管理」ではTCP/IPなどのネットワーク技術が出題範囲となっていますが、 「線路設備及び設備管理」では出題範囲となっていません。そのため「線路設備及び設備管理」の受験者は、 明示的に出題範囲のほかに、TCP/IPなどのネットワーク技術の初歩が求められていることになります。