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速習講座 線路設備及び設備管理(コース番号:131024)
電気通信主任技術者試験の共通科目「線路設備及び設備管理」の受験に必要な実力を養成する講習会です。
本科目は出題範囲が極めて広範囲にわたります。 そのため独学での取り組みでは学習のポイントがずれがちです。本講習会のカリキュラムは、過去問データ ベースの分析により、ポイントを効率的に絞り込んでいます。 本講習会を受験すれば、基礎知識の習得だけでなく、効率的な 自己学習のための方向付けもできます。
本講習会の位置付けについては、電気通信主任技術者試験受験対策 コース体系をご覧ください。
コース番号 | 130016 |
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コース名 | 電気通信主任技術者試験 受験対策 速習講座 線路設備及び設備管理 |
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受講料 | 105,000円(税抜) 78,750円(税抜)【早期割り引き価格】 2021年(令和3年)1月まではお申込み時期に関わらず 早期割引価格にてご提供します。 |
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期間 | 2日間 |
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対象者 | 線路主任技術者試験を受験される方 |
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主な内容 |
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開催予定 |
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関連 コース |
模擬試験による直前対策を行います。 過去問ベースの模擬試験と解答解説の繰り返しにより、受験直前の総仕上げを図ります。 直前対策講座を速習講座と併せてご受講いただくと、さらに学習効果を高められます。 速習講座を受講する時間のないお客さまに向けた集中コースです。 信頼性計算の問題対策に特化して、弱点克服を図ります。 知識習得には自信があっても計算問題対策に不安が残るお客さまに、最適のコースです。 |
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備考 |
お申し込み機会が限られているお客さま向けに、複数の講習会を同時にお申し込みできる セットメニューもご用意しております。 |
その答えは、YesでもありNoでもあります。合否の分かれ道は、過去問への取り組み方です。 「線路設備及び設備管理」の出題は、過去問がそのままではなく、捻りを入れてくるケースが多くあります。 特に長文問題では、その傾向が顕著です。そのため、答えを丸覚えするだけは、出題の変化に対応しきれません。 さらに新しい分野の出題もあるため、過去問だけでの学習では、取りこぼしが許されなくなります。過去問を 覚える方式は、かなり危険の大きい学習法です。確実性を高めるためには、過去問に取り組む際に、問題文の 背景まで含めて深く理解することが求められます。
本コースならば、技術的な背景の理解を深め、変化する出題にも対応する力を養えます。
通信線路の技術は、情報源が少なく、独学は容易ではありません。 大型書店ではネットワークの解説書が平積みになっていますが、 通信線路の書籍は棚に置かれていないことすらあります。 また、インターネット上の情報も、あまりありません。
光伝送に限れば、情報源は通信線路の他の分野に比べれば豊富です。しかし一歩踏み込もうとすると、 専門書を紐解かねばならないことが多くあります。専門書の中から、試験対策に必要な情報を取捨選択するのは、 簡単な作業ではありません。
したがって、通信線路の学習では、前段の調査の多くの労力を費やすことも多くなります。
弊社の統計では、「線路設備及び設備管理」における、 この5年間での通信線路関連の出題割合は3割程度です。通信線路の克服なくしては、 合格ラインの6割をとることは困難です。
弊社オリジナルテキストは、一歩踏み込んだ深い解説が特長です。本コースをご受講いただければ、 調査の労力を節約し、学習に専念できます。
「線路設備及び設備管理」では、必ず信頼性計算の出題があります。近年では、 2問の出題で、配点は6点です。指数や対数の計算が苦手で、信頼性計算の問題を切り捨てている受験者は 少なくはありません。 しかし、その一方で56点や58点で涙を飲んだ受験者も、少なくはありません。弊社の定期開催コースにも、 再チャレンジする受験者の方に参加いただいていますが、30~40点の惨敗ではなく、50~59点で惜敗されたケースが 圧倒的に多数です。信頼性計算のたった6点が、合否を決めることもあるのです。
計算問題は、苦手意識さえ克服できてしまえば、むしろ得点源にできます。本コースでは、 出題パターンをほぼ網羅するように例題を整備しています。また、解法についても 初心者が覚えやすく取り組みやすいスタイルを工夫しております。
また計算問題をゴールにすることで、 信頼性に関するレベルアップも図れます。 信頼性の問題への踏み込んだ取り組みは、得点力を向上させる効果もあります。
専門的能力の「通信線路」の出題範囲は、「線路設備及び設備管理」と大きく重なっています。
そのため、「通信線路」を選択される方は、「線路設備及び設備管理」と併せて学習すると、効率的です。
なお弊社テキストでは、「通信線路」と「線路設備及び設備管理」の2科目が一冊となっております。 そのため、受講後の学習にもお役に立てていただけます。
試験時間は、100分です。
「法規」と同時受験の場合は、合わせて180分となります。この場合は、「法規」の 解答作成を早くすませれば、余った時間を「線路設備及び設備管理」の解答作成に使うこともできます。
「線路設備及び設備管理」の大問は、問1から問5までの5問です。問1では通信線路の関係、 問2では通信土木や水底線路、問3では線路設備や施工、問4では施工管理や信頼性、 問5の(1)~(3)は情報セキュリティ、問5の(4)~(5)は施工管理が、それぞれ多く出題されています。
それぞれの大問の配点は、各20点です。小問の(1)は長文問題で、穴埋めのキーワードを選ぶ問題です。 (2)から(5)は正誤問題です。単純に正しい記述や誤った記述を選ぶ問題のほかに、A~Cの3つの文章の それぞれについて正誤を求める問題があります。正しい記述や誤った記述を選ぶ問題にくらべ、A~Cの 3つの文章の問題は、精度の高い知識が求められます。
下の表は、平成28年度第2回までの5年間の出題を、弊社テキストの章ごとに小問単位で分類したものです。 複数の章にまたがる場合は、より関係の深いほうへ分類しています。 なお、弊社の「線路設備及び設備管理」向けテキストは、「通信線路」との2科目共通になって います。
章 | 分類 | 出題数 | 割合[%] |
---|---|---|---|
第1章 | 伝送技術 | 0 | 0.0 |
第2章 | メタリックケーブル | 11 | 4.4 |
第3章 | 光伝送 | 6 | 2.4 |
第4章 | 光ファイバ | 24 | 9.6 |
第5章 | 光デバイス | 8 | 3.2 |
第6章 | 光ケーブルの施工技術 | 17 | 6.8 |
第7章 | アクセス網 | 9 | 3.6 |
第8章 | 通信土木 | 41 | 16.4 |
第9章 | 水底線路 | 13 | 5.2 |
第10章 | 線路設備の管理 | 18 | 7.2 |
第11章 | 施工の管理 | 35 | 14.0 |
第12章 | 信頼性 | 38 | 15.2 |
第13章 | 情報セキュリティ | 30 | 12.0 |
合計 | 250 |
出題割合の経年変化は、ほとんど見られません。 多少の揺らぎはあるものの、方向性を示す変化は見られません。
この5年間の出題では、通信土木と信頼性がトップ2です。 通信土木は、実務経験の浅い受験者にとっては、具体的なイメージをしにくいため、独学では学習が難しい分野です。 早めの準備が望まれます。 また信頼性では、JIS規格などの用語を問う問題もあります。用語に関しては、 今までに出題されていなかった話題からの出題もあるため、ある程度の点数の取りこぼしは避けられません。 また、信頼性計算の問題は、この5年間は毎回出題されています。
施工の管理は、出題割合が比較的高い分野です。建設業法や労働安全衛生法などからの出題があり、 業務で接してない受験者にとっては、取り組みにくい分野です。
また、情報セキュリティも、施工の管理と同程度に、出題割合が比較的高い分野です。 情報セキュリティの出題は、「伝送交換設備及び設備管理」とほぼ同じ内容が出題されます。 情報セキュリティにおける技術的な話題では、TCP/IPなどのネットワークの知識が必要になることがあります。 「伝送交換設備及び設備管理」ではTCP/IPなどのネットワーク技術が出題範囲となっていますが、 「線路設備及び設備管理」では出題範囲となっていません。そのため「線路設備及び設備管理」の受験者は、 明示的に出題範囲のほかに、TCP/IPなどのネットワーク技術の初歩が求められていることになります。